評価 review_3

ジョナサン・ホーグ氏の不愉快な職業

昼間、自分が何しているのかわからない男が、探偵に昼間の自分が何をしているのか調査を依頼します。依頼を受けた探偵は調査を進めるうちに奇妙な出来事に巻き込まれていきます。

途中までSF的なところはなく、サスペンス小説なのかな?と読み進めると妙な連中が登場して、妙なセリフを吐いていきます。やっぱりSF小説でした。

「穏和にして弱く愚鈍なるものか・・・わし自身の兄弟のことを考えると、君もそれ以上のものとは考えられないな。そう、きみはその報いを受けなくければならん。鳥は残酷なのだ!」

この連中が悪いやつか!と思っていたら更に一捻りあります。この世の外はどうなっているんだろう?と夢想したことはありますが、ハイラインもそういう妄想をしていたのかと思うと親近感がわきます。

ここまで書いて思い出したのが、映画メン・イン・ブラックの終りの部分。この世は箱庭だという設定は珍しいものじゃないのかもしれません。箱庭という観点で見ると↓の「かれら」も相通じるものがあるように感じました。

かれら

自分の周りの世界に違和感を感じる入院中の男の物語です。彼の担当医師や男の妻は気のせいだと男をなだめますが・・・。

本作を呼んで思い出したのがジムキャリー主演の映画トゥルーマン・ショーです。映画の原作なのかな?と思ったんですがwikiを見るとフィリップ・K・ディックの小説「時は乱れて」からアイデアを拝借していると書いてあります。

うーむ、設定はちょこちょこ変わってますが、話の流れはまんまトゥルーマン・ショーなんですけど。ディックの小説も読んで確認してみたいですね。

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