あらすじ

天才技術者の主人公は、会社の共同経営者と元恋人に騙されて発明品と会社の経営権を奪われてしまいます。ままならない状況に失望した主人公は、心機一転を図るため冷凍睡眠で30年後にタイムスリップします。未来で順調な生活を送っていた主人公はある日、新聞の消息欄に共同経営者の娘と同じ名前を見つけます。

評価 review_4

SFには珍しい読後感

終わりよければ全て良し!甘酸っぱいなかなか良い終わりかたです。SFでこんな感情になることはめったにありません。いやこの小説が初めてです。
ただ一点突っ込みたいところが・・・

「もしあたしがそうしたら――そうしたら、あたしをお嫁さんにしてくれる?」
耳に轟々と耳鳴りがし、目に煌々と光が明滅した。ボクは必死な思いで答えていた。彼女のそれよりは判然と、力強く、
「もちろんだとも、リッキイ。それこそ、ぼくの望みなんだ。だから、ぼくはこんな苦労しに来たんだよ。」

この会話は11才の少女と30才のおっさん(主人公)のものです。必死になったらアカンやろ―。ヘタすれば事案発生です。主人公はこの約束を真に受けて行動するのですがよくそこまで信じれるものです。特に彼は未来で彼女の行動を見ています。いったいその自信はどっから来たんだ。

いやいや、面白い小説ですよ?おすすめです。

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