あらすじ

1000年後の日本では少数の念動力を持つ人達が平和に暮らしている。

主人公の少女・渡辺早季も念動力を習得し集落の一員として訓練を積んでいく。そして大人になった頃、正体不明の念動力者に攻めこまれ集落中がパニックに陥る。

評価 review_5

徹夜するはめに・・・

この本そうとう面白いです。日本SF大賞をとったらしいのですが、私も投票権があったらこの本に投票します。
解説で大森望さんがこういっています。

とにかく文庫上巻228ページまで読み進めれば、あとは一気呵成。後半は怒涛のクライマックスが待ち受ける。

まさしくその通り。文庫で1500ページくらいあり相当ボリュームがあるんですがまったく苦痛に感じません。

夕方から読み始めたんですが、始めた時間がまずかったです。結局、徹夜してしまいました。なぜ徹夜したかって?面白すぎて読む手が止まらなかったからだよ!読書で徹夜したのは久しぶりです。

自分が面白いと感じたポイントはこんなところにあるのかと・・・。

  •  登場人物たちが超能力を使えてカッコイイ
  •  適度にバトルシーンがあってワクワクする
  •  未来の人類が超能力を獲得した経緯も書かれてあり物語に奥行きがある

途中で全然ダレないんです。本書を書き上げた作者の貴志さんは大した人です。

グロいシーンもあります

集落に敵が攻めこむと念動力で人がバタバタと倒されます。手足が吹っ飛んだり、その他様々なバラエティに飛んだやり方で・・・。そういったところもしっかり描写しているので結構血なまぐさいです。私は辟易しました。

貴志さんの悪の教典も結構凄惨らしいですね。映画版を試写会で見たAKBの人が「この映画嫌い!」って言っていましたがそれに通じる凄惨さがあるのかもしれません。多分悪の教典ほどでは無いと思いますが。

ただ、それを割り引いても面白いことには変わりないです。

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